「次回予約ってどれくらいの人がやってるの?」「どうすればお客様に取ってもらえるの?」と気になっていませんか。
実は、次回予約をその場で取る方は3〜5%程度といわれており、多くの美容室にとって、取り組み次第で大きく変わるポイントといえます。
この記事では、次回予約のメリットや増やすコツ、断られた場合の対応まで分かりやすく解説します。
次回予約を取る方は全体の3〜5%
次回予約とは、来店時に次の予約をその場で取ることを指します。
ホットペッパービューティーアカデミーの調査によると、来店時に次回予約をそのまま取る方は、全体の3〜5%程度とされています。
つまり、多くのお客様はその場では予約せず、後から予約するケースが一般的です。
そのため、次回予約を仕組み化できれば、リピート率や売上を伸ばす大きなチャンスになります。
お客様から見た次回予約のメリット
- 予約の手間が省ける
- 確実に予約が取れる
- ヘアスタイルを維持できる
予約の手間が省ける
次回予約をしておくことで、改めて予約を取る手間が省けます。
後日「そろそろ行こうかな」と思っても、電話や予約サイトで空きを探す必要がなく、そのまま来店できるのがメリットです。
忙しい方ほど予約を後回しにしてしまいがちですが、次回予約をしておけば、スムーズに来店できるようになります。
確実に予約が取れる
次回予約をしておくことで、希望の日時で予約が取りやすくなります。
人気の美容室や土日・夕方の時間帯は、すぐに予約が埋まってしまうことも少なくありません。
事前に予約を入れておけば、「予約がいっぱいで行けない」といった状況を防ぐことができ、計画的に通いやすくなります。
ヘアスタイルを維持できる
次回予約をしておくことで、ヘアスタイルをきれいな状態で維持しやすくなります。
カットの場合は
- ショート:1ヶ月
- ボブ:1ヶ月半
- ミディアム:2ヶ月
- ロング:2〜3ヶ月
これ以上間隔が空くと、髪型が崩れたり扱いにくくなったりするため、適切なタイミングで来店することが大切です。
美容室から見た次回予約のメリット
次回予約を増やすことで、美容室の経営は安定しやすくなります。
ここでは、美容室側から見た次回予約のメリットを4つ紹介します。
- 売上が安定する
- 予約枠を有効活用できる
- リピート率のアップ
- シフトの調整がしやすい
売上が安定する
次回予約が増えると、売上が安定しやすくなります。
あらかじめ来店予定が決まっているお客様が増えるため、日ごとの売上のブレが少なくなります。
また、天気や曜日による来店数の影響も受けにくくなり、安定した経営につながります。
予約枠を有効活用できる
次回予約を活用すれば、予約枠を効率よく埋めることができます。
例えば、空きが出やすい時間帯や曜日にあえて予約を入れることで、全体のバランスを整えることが可能です。
予約状況をコントロールしやすくなり、無駄な空き時間を減らすことができます。
リピート率のアップ
次回予約は、リピート率の向上にもつながります。
来店後に次の予約を取ってもらうことで、来店サイクルが自然と定着しやすくなります。
その結果、新規のお客様を無理に増やさなくても売上を維持しやすくなり、集客コストの削減にもつながります。
シフトの調整がしやすい
次回予約が入っていると、スタッフのシフトを調整しやすくなります。
あらかじめ来店数を予測できるため、忙しい日には人員を増やし、余裕がある日は調整するといった対応が可能です。
スタッフを適切に配置できることで、無駄な人件費の削減や働きやすい環境づくりにもつながります。
次回予約はいつ取ればいいのか?

「次回予約ってどれぐらいの期間で取ればいいの?」と思うかもしれません。
施術内容やヘアスタイルによって、目安の来店頻度は異なります。
一般的な来店頻度の目安は以下の通りです。
カットの場合
- ショート:約1ヶ月
- ボブ:約1ヶ月半
- ミディアム:約2ヶ月
- ロング:2〜3ヶ月
カット以外
- パーマ:約3ヶ月
- カラー:2〜3ヶ月
- 縮毛矯正:2〜4ヶ月
髪が短いほどシルエットが崩れやすく、来店頻度は短くなります。一方でロングはスタイルを維持しやすく、間隔をあけても問題ありません。
全体として、髪型をきれいに保つなら1〜2ヶ月に1回が目安です。ただし、カラーやパーマは髪へのダメージもあるため、無理に頻度を上げすぎないことが大切です。
お客様に提案する際は、この目安をもとに次回来店のタイミングを伝えることで、次回予約にもつながりやすくなります。
次回予約が増えない原因
次回予約を増やしたいと思っていても、うまくいかない美容室も少なくありません。
実は、いくつかの共通した原因があります。ここでは代表的な3つを紹介します。
- 声かけのタイミングが悪い
- 次回予約のメリットが伝わっていない
- 先の予定が分からない
声かけのタイミングが悪い
次回予約が増えない原因の一つが、声かけのタイミングです。
カット中に案内しても、お客様はまだ仕上がりを見ていないため、次回来店のイメージが湧きにくいことがあります。
オススメは、仕上がりを確認しているタイミングや会計時です。
「このスタイルなら1ヶ月後が目安です」と伝えると、次回予約につながりやすくなります。
次回予約のメリットが伝わっていない
次回予約のメリットが伝わっていないと、美容室側の押し付けに感じられてしまうことがあります。
ただ「次回予約はいかがですか」と案内するだけではなく、「予約が取りやすくなる」「きれいな状態を維持できる」といった具体的なメリットを伝えることが大切です。
お客様目線で理由を伝えることで、納得して予約してもらいやすくなります。
先の予定が分からない
次回予約を断られる理由として多いのが、「まだ予定が分からない」というケースです。
特に仕事が忙しい方や子育て中の方は、1ヶ月先の予定をその場で決めにくいこともあります。
そのため「後から変更できます」「1ヶ月後を目安に仮予約しておく方法もあります」といった形で、柔軟に対応できることを伝えると予約につながりやすくなります。
次回予約をしてもらうためには?
次回予約を増やすためには、やみくもに案内するのではなく、お客様が納得しやすい形で提案することが大切です。
ここでは、次回予約につなげるための具体的な方法を紹介します。
- 適切な声がけをする
- 次回予約の特典をつける
- 仮押さえ・予約変更に対応する
適切な声がけをする
次回予約をしてもらうためには、声かけの仕方が重要です。
例えば「1ヶ月後くらいが目安です」といったように、ヘアスタイルに合わせて具体的な期間を伝えると、お客様もイメージしやすくなります。
また、仕上がり後や会計時など、タイミングも意識しましょう。
さらに「ご都合が合えばで大丈夫です」といった一言を添えることで、押し付け感をなくし、予約しやすい雰囲気を作ることができます。
次回予約の特典をつける
次回予約を促進する方法として、特典をつけるのも効果的です。
例えば、その場で予約をしていただいた方に、トリートメントの無料サービスやプチギフトを用意することで、予約するきっかけを作ることができます。
「今予約するメリット」が分かりやすくなるため、迷っているお客様の後押しにつながります。
仮押さえ・予約変更に対応する
次回予約をためらう理由の一つが、「予定が変わるかもしれない」という不安です。
そのため、仮予約や予約変更に柔軟に対応できることを伝えることが大切です。
例えば、LINEから簡単に予約変更ができる仕組みがあれば、心理的な負担が軽減され、次回予約につながりやすくなります。
予約しやすい環境を整えることも、重要なポイントです。
次回予約を断られた場合の対応
次回予約を案内しても、お客様の予定によってはその場で予約できないこともあります。
中には「自分のタイミングで予約したい」という方もいるため、無理に予約を取ろうとする必要はありません。
その場合は、来店後のフォローで再来店につなげることが大切です。
アフターフォローの連絡をする
来店後にアフターフォローの連絡をすることで、お客様の満足度を高めることができます。
例えば、自宅でのヘアケアの方法やセットの仕方を伝えることで、来店後の体験をより良いものにできます。
また、定期的に連絡をすることで、美容室の存在を思い出してもらいやすくなり、次回の来店につながりやすくなります。
来店促進の連絡をする
ヘアスタイルが崩れてくるタイミングで来店促進の連絡をするのも効果的です。
例えば「前回のご来店から1ヶ月ほど経ちましたが、その後いかがでしょうか」といった形で案内すると、自然に来店を促すことができます。
次回予約がなくても、適切なタイミングでフォローすることで、再来店につなげることが可能です。
まとめ
今回は、美容室の次回予約について、現状の割合やメリット、増やすためのポイントを紹介しました。
次回予約をその場で取るお客様は3〜5%程度と多くはありませんが、うまく仕組み化できればリピート率や売上の安定につながります。
お客様にとっても予約の手間が省けたり、きれいな状態を維持できるなどメリットがあるため、押し付けにならない形で分かりやすく伝えることが大切です。
また、声かけのタイミングや伝え方、仮予約や変更対応などの工夫次第で、次回予約は十分に増やすことができます。
断られた場合も無理に取ろうとせず、アフターフォローや来店促進の連絡を行うことで、次の来店につなげていきましょう。

