「当日キャンセルが多くて売上が安定しない」と悩んでいませんか?
美容室では、当日キャンセルが5〜7%ほど発生するといわれています。
この記事では、美容室の当日キャンセルの実態やキャンセルポリシーの決め方、キャンセルを防ぐ方法、請求の方法まで分かりやすく紹介します。
当日キャンセルに悩んでいる方は参考にしてみてください。
美容室の当日キャンセルは5〜7%
美容室では、一定数の当日キャンセルが発生します。
当日キャンセルの割合は、おおよそ5〜7%ほどといわれています。
また、キャンセルの内訳を見ると、事前に連絡があるキャンセルが約70%、無断キャンセルが約30%程度とされています。
美容室の80%がキャンセル料の回収ができていない
消費者庁の調査によると、美容院・ネイルサロンは他の業種と比べてキャンセル料が支払われていない割合が最も高いとされています。
実際には、約8割のケースでキャンセル料を請求していなかったり、請求しても免除しているという結果が出ています。
本来は予約枠が空くことで損失が出ているにもかかわらず、多くの美容室がキャンセル料を回収できていないのが現状です。
キャンセル料が回収できていない理由
美容室でキャンセル料が回収できない理由には、次のようなものがあります。
- キャンセルポリシーを口頭のみで説明している
- 規定の証拠が残らず請求しづらい
- お客様との関係を気にして請求を遠慮してしまう
- キャンセル料を請求する仕組みが整っていない
このように、ルールがあっても「請求できない仕組み」になっているケースが多いのが実情です。
キャンセルポリシーはどう決めるのか?
キャンセルに悩んでいる美容室では、あらかじめキャンセルポリシーを決めておくことが大切です。
一般的には次のような設定が多く見られます。
- 前日までの連絡:無料〜施術料の30%
- 当日キャンセル(連絡あり):施術料の50%
- 無断キャンセル:施術料の100%
キャンセル料は、予約枠が空いたことによる損害を補う目的で設定されます。法律でも「平均的な損害の範囲」であれば問題ないとされており、実際には50〜100%程度の設定が一般的です。
また、キャンセル料を利益ではなく「損害の補填」として説明すると、お客様にも理解してもらいやすくなります。
当日キャンセルを防ぐ方法

当日キャンセルは完全にゼロにすることは難しいですが、仕組みを整えることで大きく減らすことができます。
オンライン予約における「同意」の仕組み化
オンライン予約では、キャンセルポリシーを確認してもらい、同意してから予約できる仕組みにすることが重要です。
例えば、予約確定前に「キャンセル規定に同意する」というチェックを入れてもらう設計にすると、トラブルを防ぎやすくなります。
後からキャンセル料を請求する場合でも、事前に同意を取っていることで説明がしやすくなります。
自動リマインド
当日キャンセルの中には、単純に予約を忘れてしまうケースもあります。
そのため、予約の前日にLINEやメールでリマインド通知を送るだけでも、キャンセルを減らす効果があります。
例えば24時間前に通知する仕組みを作っておくと、お客様も予定を確認しやすくなり、結果として当日キャンセルの防止につながります。
口頭の予約は後からメッセージを送る
電話予約の場合、キャンセルポリシーの説明が口頭だけになりやすく、後から証拠が残らないという課題があります。そこでオススメなのが、電話予約のあとにSMSやLINEで予約内容を送る方法です。
例えば「予約の確認のご案内です」として、日時やメニューの確認と一緒にキャンセルポリシーのURLも送っておきます。「口頭でお伝えした内容を念のためテキストでもお送りします」と伝えておくと、お客様にも違和感なく共有できます。こうしてテキストで記録を残しておくことで、トラブル防止にもつながります。
キャンセル料を請求する方法
- キャンセル料は「損害の補填」と理解してもらう
- 事前決済による自動請求
- 次回来店時に請求する
キャンセル料は「損害の補填」と理解してもらう
キャンセル料は、利益を上げるために設定するものではありません。
予約枠が空いてしまうことで発生する人件費や家賃などの固定費、商材費などの損失を補うためのものです。
そのため、「お店の利益のため」ではなく「キャンセルによって発生する損害を補うため」という形で説明すると、お客様にも理解してもらいやすくなります。
実際に消費者庁の調査でも、キャンセル料は利益目的ではなく損害補填として説明された方が納得されやすいという結果が出ています。
事前決済による自動請求
予約時にクレジットカードなどの決済情報を事前に登録してもらい、キャンセル規定に基づいて自動で引き落としを行う方法です。店舗側が個別に請求する必要がなくなるため、請求時の心理的な負担を軽減できます。
また、お客様にとっても「無断キャンセルは料金が発生する」という認識が明確になるため、キャンセル抑止にもつながります。
予約時に施術予定額の100%を一度決済しておけば、決済金額からキャンセル料を引いた残りを返金できます。
あらかじめルールを明示しておくことで、トラブルを防ぎつつスムーズな運用ができます。
次回来店時に請求する
当日キャンセルや無断キャンセルが発生した場合、未精算分をシステム上で管理し、次回来店時の会計時にまとめて請求する方法です。
お客様には「前回のキャンセル分が未精算となっているため、今回のお会計と合わせてご案内しております」といった形で、事実ベースで丁寧に伝えることがポイントです。
感情的にならず、ルールに基づいて説明することで、トラブルを防ぎながら回収につなげることができます。
キャンセル率を下げた事例
キャンセル対策は、ルールを決めるだけでなく「仕組み化」することが重要です。
実際に美容室でも、予約確認やリマインドを自動化することでキャンセル率を下げたり、予約管理の手間を減らしたりしている事例があります。ここでは、LINE連携を活用して予約管理を改善した美容室の事例を紹介します。
LINEリマインドで次回予約のキャンセル率が減少
- サロン名:LEVANT様
- 利用システム:LINEミニアプリ『Salon de Net for LINE』
『LEVANT』では、次回予約をするお客様が多く、1ヶ月〜2ヶ月先の予約を取るケースも多くあります。そのため、予約日時を忘れてしまうリスクがありました。
そこでLINEミニアプリ『Salon de Net for LINE』を導入し、予約日が近づくとLINEでリマインドメッセージが自動送信される仕組みを導入しました。

お客様もマイページから予約の確認や変更ができるようになり、次回予約のキャンセル率が下がりました。利便性も上がり、お客様からも好評を得ています。
予約リマインドを自動化し、1日2時間の業務削減
- サロン名:VIEW様
- 利用システム:Salon de Net for LINE
『VIEW』では、以前は次回予約をしたお客様に対して、予約のリマインドを個別に連絡していました。1件ずつ手作業で送っていたため、かなりの時間がかかっていました。
そこでPOSレジ『Salon de Net』とLINEを連携し、自動リマインド機能を導入しました。

予約前になるとLINEでリマインドメッセージが自動送信されるようになり、手作業での連絡が不要になりました。
結果として、予約確認の作業が減り、体感では1日2時間ほど業務が短縮されたそうです。
LINE予約導入で当日キャンセルを防ぐ
当日キャンセルに悩んでいる場合は、お客様への注意喚起だけでなく、仕組みで対策することも重要です。
そこでオススメなのがLINE予約の導入です。
サロン向けのSalon de Net for LINEを活用すると、予約管理やリマインド通知を自動化できるため、キャンセル対策や業務効率化につながります。
- 自動リマインドで予約忘れを防げる
- お客様がLINEから予約内容の確認・変更ができる
- スタッフが個別にリマインド連絡をする手間がなくなる
- LINEメッセージで次回予約の案内やキャンペーン配信ができる
- 多くの方が使っているLINEなので、新しいアプリをダウンロードする必要がない
このようにSalon de Net for LINEを導入することで、当日キャンセル対策だけでなく、予約管理やリピート促進までまとめて改善できます。
気になる方は、下記のページから詳細をご覧ください。

