「海外からのお客さんが増えてきたけど、どう集客したらいいんだろう?」
「インバウンド対応をしたいけど、何から始めればいいの?」
そんなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
日本政府観光局から「2024年の訪日客数は過去最高」という発表も出ています。
増加が予想されているインバウンドに対応できれば、美容室の集客・売上UPも期待できます。
この記事では、インバウンド対応の具体的な集客方法や、成功させるためのポイントをわかりやすくご紹介します。
海外のお客様に選ばれる美容室を目指したい方は、ぜひチェックしてみてください!
インバウンド対応は必須!
「外国人観光客が増えているのは知っているけど、日本のお客様がメインだから、インバウンド対応する必要あるの?」と思うかもしれません。
インバウンドに対応することで、海外のお客様を集客でき、売上増加に繋がります。
株式会社リクルートの調査によると、外国人観光客の50%は「美容サロンに行ってみたい」と回答しています。
外国人観光客の数は年々増加しています。
つまり、日本での美容室利用に前向きな外国人観光客がどんどん増えている状態です。
しかも円安の影響もあり、外国人観光客は日本人に比べて高単価なサービスを選ぶかもしれません。
インバウンドに対応することで、単価アップの可能性があります。
このようにインバウンドは集客や売上面から考えると、しっかり対応することで、美容室にいい影響を与えるでしょう。
インバウンド対応でやるべきこと

「インバウンドに対応したいけど、なにをすればいいの?」と悩んでいる方もいるでしょう。
ここからは、美容室のインバウンド対応でやるべきことを紹介します。
自分たちにできることから、徐々に対応するのがオススメです。
- 外国語での情報発信
- メニューの英語表記
- 外国語での接客
- 外国人観光客に口コミを書いてもらう
- キャッシュレス決済の対応
- 多言語対応の電子カルテがオススメ!
- 多言語対応のレジ「Smooth Self & Ticket」を導入しよう
外国語での情報発信
美容室の情報を発信するとき、日本語だけでなく外国語も記載しましょう。
美容室のホームページ・Googleマップ・インスタグラムなど、英語の紹介文を入れるのがオススメです。
外国人観光客がネットやSNSで美容室情報を調べるときに、英語表記があると選ばれる可能性がグッと高まります。
「わざわざ英語で記載するのが大変」と思うかもしれませんが、日本語を翻訳ツールで英語に変換すれば簡単ですよ!
もし余力があれば中国語・韓国語も記載しましょう。
英語を利用している観光客が多いですが、JTBの調査では「国別で観光客数の1位韓国・2位中国」となっているからです。
まずは英語、その次は中国語・韓国語で対応することで、より多くの外国人観光客の集客に繋がります。
メニューの英語表記
外国人観光客は、日本語のみのメニューでは内容が分からず、不安を感じる方も多いでしょう。
メニューを英語で表記することは、外国人観光客にとって安心してサービスを受けられる大切なポイントです。
「全部のメニューを英語で表記するのは大変」と思うかもしれませんが、翻訳ツールを使って、簡単な英語を表記するだけでOK!
すでに日本語で作っているメニューを読み込んで、英語に変換しましょう。
日本語なら細かいニュアンスを伝えられるかもしれませんが、慣れてない外国語だとコミュニケーションが難しいため、詳しい写真をつけるのがオススメです!
少し面倒かもしれませんが、そこまで時間もかからず、一度英語表記するだけで終わりますよ。
外国語での接客
「インバウンド対応したいけど、英語が喋れなくて不安」という方も多いでしょう。
英語が喋れなくても、少し準備しておけば接客はできます。
- 写真や画像でイメージを伝える
- 翻訳アプリを使う
- 基本的なフレーズだけ覚えておく
お客様の英語を完全に理解して、自分も英語で話す必要はありません。
美容室に来店される場合は、カット・シャンプー・カラーなど、やるべきことが決まっています。
例えばカット希望のお客様であれば、英語で細かいニュアンスを伝えるのではなく「こんな感じですか?」と写真や画像を見せてイメージを共有するのも効果的です。
もし英語が分からなくても、翻訳アプリを使って、ゆっくりコミュニケーションを取れば問題ありません!
「なるべくスムーズに対応したい」という方は、美容室で使う基本的な英語フレーズを覚えておくと安心ですね。

外国人観光客に口コミを書いてもらう
もし外国人観光客が来店したら、SNSや旅行サイトで口コミを書いてもらいましょう。
多くの外国人は、訪れるお店を決める際に口コミを参考にするからです。
美容室で発信している情報だけでなく、実際に施術を受けた外国人の口コミ・感想は重要です。
自分が海外で美容室に行くとしたら「日本人の口コミはないか?」とSNSやGoogleマップを調べたくなりませんか?
施術後に「ぜひGoogleマップ・SNSに感想を書いてください!」と英語で声をかけてみましょう。
キャッシュレス決済の対応
訪日外国人観光客の多くはキャッシュレス決済を利用しており、特に韓国や中国では80〜90%がキャッシュレス派です。
そのため、キャッシュレス決済に対応していないと「利用しづらい」と感じるお客様も少なくありません。
実際に日本総研のリサーチによると、キャッシュレス決済が利用できず「旅行中に困った」と感じる観光客がいるとの結果が出ています。
美容室でもキャッシュレス決済に対応すれば、お客様も満足度UP・利便性の向上が期待できます。
これによって、外国人観光客から美容室が選ばれる機会も増えるかもしれません。
美容室側としても、支払い時に英語で細かく金額を伝えて、レジで現金で受け渡しをするのは手間がかかります。
そこでクレジットカードといったキャッシュレス決済を導入することで、現金支払いよりもスムーズにレジ対応ができます。
多言語対応の電子カルテがオススメ!

「英語を話せるスタッフがいない」「ゼロから英語を身につけるのは大変」と思うかもしれません。
そこでオススメなのが「Salon de Netシリーズ」の電子カルテアプリ(VCA Wallet)です。
英語・中国語・韓国語など多言語に対応しており、外国人観光客がスマートフォンで簡単にカルテを入力できます。
事前に英語で記載された専用カルテを準備しておけば、英語で細かくヒアリングする必要もありません。
カルテに入力された情報を元に施術内容を決められるため、英語が話せなくてもお客様の希望している施術を把握できます。

多言語対応のレジ「Smooth Self & Ticket」を導入しよう
「英語や中国語は分からない・・・」という方は、多言語対応のレジの「Smooth Self & Ticket」の導入もオススメです。
慣れない英語や中国語で会計の対応をするのは難しいです。焦って現金の受け渡しをミスしてしまうと、現金管理・レジ締めが大変になります。
そこで英語・中国語・韓国語に対応している多言語対応機能をもったレジで、なおかつセルフレジだと、レジスタッフの対応が減ります。
お客様自身が会計をしていただくので、現金の受け渡しの必要がなくなります。
しかも外国語の表記に対応していれば、お客様の利用している言語に合わせた案内ができます。
スタッフが外国語を身につける必要もなく、しかもレジのミスも減るという大きなメリットがあります。
気になる方は、下記からセルフレジを参照ください。
まとめ
海外からのお客さんが増える中、美容室でもインバウンド対応は集客アップのチャンスです!
具体的には、外国語での情報発信や英語メニューの準備、口コミの活用が効果的です。
SNSやGoogleマップに英語で情報を載せたり、メニューを翻訳するだけで、外国人のお客さんも安心して利用できます。
「英語が話せない…」と不安でも、翻訳アプリや写真を使えばOK!
さらに、キャッシュレス決済への対応もポイントです。
海外では現金を持たない人が多いので、セルフレジや多言語対応レジを導入するとスムーズです。口コミをお願いするのも忘れずに!
少しずつ対応を進めて、海外からのお客さんに「また行きたい」と思ってもらえる美容室を目指しましょう!