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美容室の帳簿は手書きでもOK?書き方と必要な帳票を解説

「美容室の帳簿って手書きでもいいの?」「どうやって管理すればいいの?」と迷ったことはないでしょうか。

結論から言えば、美容室の帳簿は手書きでも問題ありません。

ただし、手書きでの管理は記入漏れや計算ミスが起きやすく、日々の記帳にも手間がかかるため、あまりおすすめはできません。

できれば、会計ソフトやPOSレジを活用して、売上や経費を効率よく管理するのがおすすめです。

この記事では、美容室で帳簿が必要な理由や手書きで管理する際の注意点、おすすめの帳簿のつけ方まで分かりやすく紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

目次

美容室で帳簿をつけることが必要な理由

美容室を経営していく上で帳簿をつけることが重要な理由は主に2つあります。

  • 確定申告や税務調査のため
  • 経営状況の把握

確定申告や税務調査のため

確定申告には、日々の売上と経費を正確に記録した帳簿が必要です。

特に青色申告では、複式簿記による正確な帳簿の作成が求められます。

帳簿がなければ正確な利益計算ができず、節税の余地もなくなります。

税務調査では過去数年分の帳簿提出を求められることもあるため、毎日の記録をコツコツと残しておくことが大切です。

帳簿をつけていないと、確定申告で65万円の特別控除を受けられない場合があるほか、税務調査が入った際に対応できないリスクも生じます。

手書きでも問題ありませんが、記録を確実に残す意識が重要です。

経営状況の把握

帳簿をつけていると、売上・客数・客単価の変化が自然と見えてきます。

「先週より売上が落ちている」「このメニューの売上が増えている」など、感覚ではなく数字で経営状態を把握できるようになります。

記録を積み上げることで経営判断の精度が上がり、問題のある部分を早めに発見しやすくなります。

特に一人サロンでは、日々の売上管理が経営改善の第一歩です。

美容室の帳簿を手書きで管理するメリット

美容室の帳簿を手書きで管理するメリットは、コストをかけずにすぐ始められることです。

市販の売上帳や家計簿、ノートなどを使えば、会計ソフトやPOSレジを導入しなくても記帳を始められます。

PCやスマホの操作が苦手な方でも取り組みやすく、自分のペースで記録できる点もメリットです。

開業直後でコストを抑えたい時期や、売上・経費の内容がシンプルな一人サロンであれば、とにかく記録を残す方法としては有効です。

美容室の帳簿を手書きで管理するデメリット

美容室の帳簿を手書きで管理する場合、記入漏れや計算ミスが起きやすい点に注意が必要です。

会計ソフトやPOSレジのように自動で記録・集計されるわけではないため、自分で毎日正確に書き続ける必要があります。

ここからは、手書き帳簿で起きやすいデメリットを3つ紹介します。

  • 金額の書き間違いや記載ミスが起きやすい
  • 書き忘れや記録漏れが発生しやすい
  • 複数の帳簿を管理する手間がかかる

金額の書き間違いや記載ミスが起きやすい

手書き帳簿で起きやすいのが、金額の書き間違いや記載ミスです。

売上や経費を手作業で記入するため、桁を間違えたり、数字を読み間違えたり、同じ売上を二重で記録してしまったりする可能性があります。

特に美容室では、現金・クレジットカード・電子マネー・店販など、売上の種類が複数に分かれることもあります。

そのため、手書きだけで管理していると、どの売上をどこに記録したのか分かりにくくなるケースもあります。

また、訂正する場合も注意が必要です。

修正液などを使うと、あとから内容を確認しにくくなるため、基本的には二重線で修正し、正しい内容を残す形にします。

手書き帳簿は手軽に始められる反面、数字の正確性を保つには細かな確認作業が欠かせません。

書き忘れや記録漏れが発生しやすい

手書き帳簿は、自分で毎日記録する必要があるため、書き忘れや記録漏れが発生しやすい点もデメリットです。

家計簿を毎日つけるのと同じように、営業後にその日の売上や経費をこまめに記録しなければ、正確な数字を残すことができません。

レジやPOSシステムであれば会計履歴が自動で残りますが、手書きの場合は自分で書かなければ記録が残りません。

そのため、「あとでまとめて書こう」と思っているうちに、どの売上を記録したのか分からなくなったり、経費の内容を忘れてしまったりすることがあります。

特に忙しい日や繁忙期は記帳が後回しになりやすく、まとめて記入するほどミスも起きやすくなります。

手書きで管理する場合は、レジ締め後に必ず帳簿へ記入するなど、毎日の業務に組み込む仕組みが必要です。

複数の帳簿を管理する手間がかかる

手書きで帳簿を管理する場合、売上帳・経費帳・残高帳・レジ締め記録など、複数の帳簿を自分で管理しなければなりません。

帳簿の種類が増えるほど、記入する項目も多くなり、確認や集計にかかる手間も大きくなります。

例えば、売上帳には日々の売上を記録し、経費帳には仕入れや備品代を記録し、残高帳では現金の出入りを確認する必要があります。

それぞれの帳簿の数字が合っていないと、月次の集計や確定申告の際に確認作業が増えてしまいます。

また、紙の帳簿は保管場所も必要です。

過去の帳簿を見返したいときに探す手間がかかったり、紛失や破損のリスクがあったりする点にも注意が必要です。

手書き帳簿を続ける場合は、バインダーや専用ノートにまとめるなど、管理方法を決めておくことが大切です。

ただし、長期的に見ると管理コストがかかりやすいため、会計ソフトやPOSレジへの移行も検討するとよいでしょう。

美容室の帳簿管理のデジタル化

美容室の帳簿を手書きで管理するアナログな方法から、デジタルへ移行することを検討するサロンも増えています。

主によく使われているデジタル管理の方法は3つあります。

  • ExcelやスプレッドシートでITツールを使う
  • 会計ソフト(freeeやマネーフォワードなど)
  • POSレジ

それぞれの特徴を理解した上で、自分のサロンに合ったものを選ぶのがおすすめです。

ここからはそれぞれ詳しく解説します。

1. ExcelやスプレッドシートでITツールを使う

無料で使えて、少し慣れれば手軽に始められるのがExcelGoogleスプレッドシートです。

すでに使い慣れている方は比較的スムーズに移行できます。

売上集計や月次損益の自動計算も設定次第で対応でき、データのバックアップもクラウドに自動保存されます。

ただし、データ入力は手動のため転記ミスの可能性は残ります。

また、会計処理の知識がないと正確な帳票を作りにくいという面もあるため、確定申告時に不安を感じやすい管理方法といえます。

2. 会計ソフト(freeeやマネーフォワードなど)

freeeやマネーフォワードといった会計ソフトを使う方法もあります。

銀行口座やクレジットカードと連携して自動で仕訳を行ってくれるため、記帳の手間が大幅に減ります。

確定申告用の帳票も自動生成できるため、税理士に頼らなくても申告書を作れるケースが増えています。

ただし、業種特化ではないため、美容室特有の指標(客単価・スタッフ別売上・顧客別売上など)を細かく管理したい場合は、別途対応が必要になることもあります。

月額利用料が発生するため、売上規模と照らし合わせてコスト対効果を確認しておくことが大切です。

3. POSレジ

POSレジとは、会計と同時に売上データを自動で記録・集計できるレジシステムのことです。

一般的なレジと違い、「誰が・いつ・何を・いくらで購入したか」というデータが蓄積されるため、売上管理や経営分析に活用できます。

また、日々の売上が自動で記録されることで、手書きで帳簿をつける手間もなくなります。

導入すれば帳簿のつけ忘れや転記ミスが原則なくなり、日々の売上・客数・メニュー別の集計がリアルタイムで確認できます。

確定申告に必要な帳票も出力できるため、手書きや表計算での管理と比べて、帳簿管理と経営状態の把握にかかる時間が大幅に短縮されます。

美容室の経営課題を解決したい場合は、POSレジとしての機能だけでなく、顧客管理・予約管理・スタッフ別売上分析まで一元管理できる美容室向けのPOSレジを選ぶことが大切です。

美容室向けのPOSレジがおすすめ

Salon de Net は美容室に特化したPOSレジシステムで、スタッフ別の売上・顧客管理・帳票出力・予約管理まで一元対応できます。

帳簿管理を効率化しながら、経営分析に必要なデータも蓄積されるため、記録から改善まで同じツールで完結させることができます。

記帳の手間を減らしながら、売上改善のための数値管理も同時に実現できるため、帳簿管理に課題を感じている美容室にとって有効なツールです。

POSレジで売上・客数を見える化し客単価1万円を実現

2店舗を展開する美容室「THINK SHOP」では、Salon de Net のPOSレジを活用して売上・客数の推移を見える化し、マーケティング視点から経営戦略を立案しています。

「データ管理と数値根拠のある活動によって、スタッフが売上を意識した行動を取れるようになった」とのことで、各店舗の客単価データを出して、うまくいっている提案事例を店舗間で共有することで、全体の底上げを実現しています。

客単価1万円を目標に設定し、入り口メニューは低価格に設定しながら段階的なアップセルを行う戦略をPOSデータで支えています。

また、全スタッフがスマートフォンで自分の売上や順位をリアルタイムで確認できる仕組みを導入し、繁忙期には社内大会を開催してインセンティブを設けることで、スタッフのモチベーション向上にもつなげています。

詳細はこちら

創業時からのPOSレジ活用でデータによる経営判断が可能に

国内外12店舗を展開し、年商5億円を超える規模にまで成長した「ORO」では、創業時からSalon de Net のPOSレジを使い続けています。

POSレジによる会計データの蓄積が経営判断の根拠となり、毎年1〜2店舗の出店を継続しながら組織の安定化を実現しています。

詳細はこちら

まとめ

美容室の帳簿は手書きでも問題ありませんが、正確な日時・金額の記録の徹底・記帳は毎日コツコツ行う・帳票管理は一元化するという3つの注意点を意識することが大切です。

経営が安定してきたらデジタルへの移行もおすすめです。

POSレジを導入すれば帳簿管理のほとんどを自動化でき、売上管理と経営分析も一元的に対応できます。

まずは自分のサロンの規模と現状に合った管理方法を選び、帳簿管理と経営改善を同時に進めていきましょう。

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