「外国人のお客様が増えてきたけど、英語や他の言語で対応できない…」
「接客や予約がスムーズにできる方法はない?」
そんなお悩みはありませんか?
インバウンド需要が高まる中、美容室でも多言語対応の予約システムが求められています。
この記事では、英語や中国語などに対応できる予約システムのメリットや導入ポイントを解説します。
「インバウンド需要に対応して売上アップを目指したい」という人は、ぜひ参考にしてみてください。
英語・多言語対応のシステムを導入するメリット
「そもそも英語・多言語対応のシステムを入れると、どういうメリットがあるの?」と思うかもしれません。
ここからは、英語・多言語対応のシステムのメリットについて紹介します。
インバウンド需要に対応して「売上増加」に繋がる
インバウンド需要により、日本を訪れる外国人観光客は増えています。
株式会社リクルートの調査によると、外国人観光客の50%は「美容サロンに行ってみたい」と回答しています。
つまり「美容室を利用したい」と考えている外国人観光客が増えています。
そこで英語・多言語対応のシステムを導入して、外国人観光客を集客できれば、大きな売上アップに繋がります。
しかも円安の影響もあり、外国人観光客は日本人に比べて高単価なサービスを選ぶ可能性が高いです。
まとめると、英語・多言語対応のシステムを導入することで、集客・単価アップ・売上増加が期待できるという大きいメリットがあります。
外国人のお客様が安心して利用してくれる
外国人観光客の中には、「日本の美容室に行ってみたい」と考えている人も多いですが、言語の壁がハードルになってしまうことがあります。
そこで多言語対応のシステムを導入すると、下記のように予約や接客がスムーズになります。
- 英語での予約対応が可能
- 英語の電子カルテで、お客様の希望を事前に把握できる
外国人観光客の満足度アップ・美容室の評価が上がるといったメリットも期待できます。
ゼロから英語を身につけなくてもいい
「インバウンド対応したいけど、英語を話せるわけじゃない…」と悩む美容室も多いでしょう。でも、ゼロから英語を勉強しなくても、システムを導入すれば対応は可能です。
例えば施術前のヒアリングをするにしても、自力で英語を話しながらカルテを埋めていくのは大変です。
多言語対応の電子カルテがあれば、お客様の言語に切り替えて、スマホで入力してもらうだけでOK!
もし分からない単語があったとしても、翻訳アプリを使えば細かいニュアンスを汲み取れます。
このように英語を話せなくても、システムを活用することで、最低限のコミュニケーションが取れる環境を整えられます。
スタッフが英語を勉強する負担を減らしながら、外国人観光客にも対応できる美容室を目指せるのが、英語対応システムのメリットです。
予約システムの選び方・注意点

英語対応のシステムを導入する際は、美容室の運営に適したものを選ぶことが大切です。
導入後に「思っていた機能がなかった」と後悔しないように、ポイントを押さえて選びましょう。
多言語に対応しているもの
多言語対応というと「英語に対応しているもの」が浮かぶかもしれません。
たしかに英語対応は必須ですが、実は外国人観光客は中国と韓国からも多くきています。
JTBの調査によると、訪日観光客の国別ランキングでは1位が中国、2位が韓国です。
つまり、英語だけでなく中国語・韓国語にも対応していると、より幅広い外国人観光客を受け入れやすくなります。
そのため英語以外の言語もサポートしているかをチェックするのが重要です。
多言語対応のシステムを導入することで、言葉の壁を最小限にし、外国人観光客が安心して利用できる環境を整えられます。
導入実績が多いもの
システムを選ぶ際は、すでに多くの美容室で導入されているものを選ぶと安心です。実績が多いシステムは、それだけ美容室の運営に適しているという証拠です。
また、実績のあるシステムは、サポート体制がしっかりしていることが多く、万が一のトラブル時にも対応してもらいやすいのがメリット。口コミや導入事例をチェックして、信頼できるものを選びましょう。
美容室向けになっているもの
予約システムや電子カルテといっても、業界ごとに求められる機能は異なります。
例えば、飲食店向けの予約システムでは、美容室に必要な施術時間の管理・指名予約などの機能が不足していることも。
美容室向けのシステムを選べば、メニューごとの施術時間設定・指名予約・施術履歴の確認から次回提案まで、美容室に必要な機能が最初から揃っています。
「とりあえず使えそうなシステムを選ぶ」のではなく、美容室向けのものを選ぶことで、スムーズな運用が可能になります。
導入前に、自分の美容室に必要な機能が揃っているかチェックすることが大切です。
Salon de Net(サロンドネット)がオススメ
インバウンド対応を考えるなら、多言語対応のシステムを導入するのが効果的です。その中でも「Salon de Net(サロンドネット)」は、美容室向けに特化したシステムです。
多言語対応の電子カルテやセルフレジなど、便利な機能との連携も可能です。
英語だけでなく、中国語や韓国語にも対応しているため、外国人観光客がスムーズに利用できる環境を整えられます。
また、美容室向けの機能が充実しているため、導入後の運用もしやすいのが特徴です。
電子カルテを活用してスムーズな接客を
「Salon de Net(サロンドネット)シリーズ」の電子カルテアプリ(VCA Wallet)は、英語だけでなく中国語・韓国語・ベトナム語にも対応しています。
外国人観光客がスマートフォンで簡単にカルテを入力できます。
そのため英語ができるスタッフがいなかったとしても、お客様自身にカルテを入力してもらい、その情報を元に施術内容を決められます。
わざわざ英語を使って、細かくヒアリングする必要もありません。
英語が話せなくてもお客様の希望している施術を把握できます。

多言語対応のセルフレジでレジ業務の効率化
セルフレジ「Smooth Self & Ticket」を導入すれば、英語・中国語・韓国語に対応しているため、外国人のお客様自身がレジ操作をしてくれます。
セルフレジを活用することで、スタッフが英語で金額を説明する必要がなくなるため、言葉の問題を気にせずスムーズに会計を進められます。
また、レジ業務の負担が減ることで、スタッフは施術や接客に集中できるようになります。さらに、現金の受け渡しミスやレジ締め作業の時間も削減できるため、業務全体の効率化につながります。
インバウンド対応するなら

これまで説明した外国語での情報発信・多言語対応の電子カルテ・セルフレジの導入などに加えて、以下の対応も進めることで、よりスムーズに外国人観光客を受け入れられるようになります。
特に会計時のキャッシュレス対応や、英語表記のメニューを用意しておくことで、外国人のお客様が不安なく美容室を利用しやすくなります。
キャッシュレス決済に対応する
訪日外国人観光客の多くは、日本人以上にキャッシュレス決済を利用しています。
さらに実際に日本総研のリサーチによると、キャッシュレス決済が利用できず「旅行中に困った」と感じる観光客がいるとの結果が出ています。
つまり、現金しか使えない美容室は「利用しづらい」と思われて、選択肢から外れるかもしれません。
そのため、クレジットカード・QR決済・電子マネーなどのキャッシュレス決済に対応しておくのがオススメです。
キャッシュレス決済に対応すれば、レジで現金の受け渡しも減るため、レジミスの減少・レジ締め時間の短縮に繋がります。
メニューの英語表記・案内
外国人のお客様が来店した際、日本語のみのメニューでは不安を感じることがあります。
施術内容や料金がわかりやすいように、英語表記のメニューを作っておくと安心です。
一度メニューを英語表記にすれば、あとはそのまま使えるので、作成の手間がかかるのは最初だけです。
翻訳ツールを活用して簡単な英語で表記し、写真を添えるとより伝わりやすくなります。
また、外国語の説明が難しい場合は、タブレットや紙のメニューに「このメニューを指差してください」というような案内を入れておくと、お客様もスムーズに選べます。
外国語は身につけるべき?
「インバウンド対応をするなら、やっぱり英語や中国語を覚えたほうがいいのかな?」と不安になるかもしれません。
結論からいうと、すべて身につけなくても、基本的なフレーズだけでOKです!
「How much do you want to cut?(どのくらいカットしますか?)」
「Do you want shampoo?(シャンプーはしますか?)」
このような簡単なフレーズを覚えておくだけで、最低限の接客は可能です。それでも不安なら、翻訳アプリを使ったり、写真を活用したりすれば、言葉が通じなくても対応できます。
英語を完璧に覚えなくても、キャッシュレス決済の導入・多言語対応のセルフレジ・電子カルテなどのツールを活用することで、問題なくインバウンド対応ができます。
