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美容室の原価率は10%が目安!利益を増やす方法も紹介

美容室を経営していると「原価率はどのぐらいが合ってるの?」と気になる方も多いかもしれません。

原価率とは、売上に対してどれくらい原価がかかっているかを示す指標です。

美容室の場合、薬剤・消耗品・店販商品の仕入れなどが原価になります。

例えば、売上100万円で原価が10万円の場合、原価率は10%になります。

美容室の場合、原価率は10%以下が理想です。

この記事では、美容室の原価率の目安をわかりやすく整理しつつ、原価率が高いと感じたときにどうやって下げていけばいいのかを具体的に紹介します。

経費の見直しや売上アップのヒントを知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

美容室の原価率は10%程度

美容室の原価率は、10%未満が理想です。

原価率は、原価 ÷ 売上 × 100で計算します。

例えば、売上が100万円で、原価が10万円だった場合、原価率は10%になります。

また美容室で原価となるのは、薬剤・シャンプー・トリートメントなど材料費が主です。

原価と経費の違い

ここで、「原価と経費ってどう違うの?」と思われる方もいるかもしれません。

原価というのは、その施術をするために直接かかる費用のことです。

例えば、カラー剤がないとカラーはできませんし、パーマ液がないとパーマもできません。こういった薬剤や消耗品が原価にあたります。

一方で、経費はお店を運営するためにかかる費用全体のこと。

家賃や水道光熱費、人件費などは、施術1回ごとに直接ひもづくわけではないので、原価ではなく経費として考えます。

人件費は40~50%程度が目安

美容室は原価以外にもさまざまな経費がかかりますが、その中でも一番大きな割合を占めるのが人件費です。

一般的に、美容室の人件費率は40〜50%程度がひとつの目安とされています。

例えば、売上が100万円の場合、人件費は40万〜50万円くらいになり、この範囲に収まっていれば、まずは大きくズレていないと考えてOKです。

もちろん、スタッフ構成や営業時間、サロンの規模によって前後はしますが、人件費率を見るときの基準として覚えておくと分かりやすい数字です。

人件費については、別の記事で詳しく紹介しているので、気になる方はそちらも参考にしてみてください。

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利益率は7〜10%程度

美容室の利益率は7〜10%程度が目安とされています。

ここでいう利益率は営業利益率のことです。売上から原価や人件費、家賃などの経費を差し引いたあとに、どれくらい利益が残るかを示す指標になります。

例えば、売上が100万円で、材料費が10万円、その他の経費(人件費を含む)が70万円だった場合、残りの20万円が営業利益になります。

ただし、実際の美容室ではここまで残るケースは少ないです。売上100万円に対して7万〜10万円程度が利益になります。つまり、利益率は7〜10%になることが多いというイメージです。

利益率についても、考え方や注意点を別の記事で紹介しているので、詳しく知りたい方はあわせてチェックしてみてください。

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利益を増やすための3つの方法

原価や経費が気になっている方は、全体の収支を見直して、少しでも利益を増やしたいと考えているのかもしれません。

美容室で利益を増やす方法は、大きく分けると3つあります。
 

  1. 経費を抑える
  2. 客単価を上げる
  3. 効率化&生産性を上げる

①経費を抑える

これは、今かかっているコストを見直して減らすという考え方です。

例えば、売上が100万円あったとして、経費が80万円かかっていた場合と50万円だった場合では、利益に30万円の差が出ます。

売上を増やさなくても、経費を下げるだけで利益が増えるので、インパクトはかなり大きいです。

②客単価を上げる

美容室は、1日に施術できる人数がある程度決まっています。そのため、売上を伸ばす方法としては、客単価のアップが有効です。

例えば、1日に30人のお客様が来て、平均単価が4,000円だった場合、売上は12万円です。

これが平均単価1万円になれば、1人あたり6,000円アップし、30人で18万円の売上増になります。

客単価アップは、大きな経費が増えにくい分、利益が残りやすいのも特徴です。

③業務効率化&生産性を上げる

これは、美容師1人あたりの業務時間や手間を減らすという考え方です。

例えば、セルフレジを導入することで、レジ締めにかかっていた時間を短縮できます。

レジ締めの時間が減れば、その分残業が発生しにくくなります。残業がなくなれば、当然ですが残業代を支払う必要もなくなります。結果として、人件費の削減につながるというわけです。

原価・経費を抑える方法

ここからは、原価や経費を抑えるための具体的な方法を紹介します。

材料費や水道光熱費、広告宣伝費など、項目ごとに分けて見ていくので、気になるところからチェックしてみてください。

材料費

材料費は、美容室を運営するうえで必ずかかるコストです。

ただし、工夫次第で下げられる余地があるケースも少なくありません。

例えば、まとめて仕入れることで単価を下げたり、別の薬剤に切り替えたりする方法があります。

また、ディーラーと条件を見直したり、価格交渉をすることでコストが下がることもあります。

今使っている薬剤の仕入れ条件は、一度見直してみる価値があります。

水道光熱費

水道光熱費も、毎月必ず発生する固定費のひとつです。

この部分は、契約している業者やプランを見直すことで削減できる可能性があります。

例えば、電気とガスをセットにすると料金が安くなるプランもあります。

美容室向けのプランを用意している業者もあるので、一度チェックしてみるのがオススメです。

広告宣伝費

広告宣伝費は、惰性で払い続けてしまいがちな費用です。

まずは、その広告が実際の集客につながっているかを確認してみましょう。

効果が分かりにくいものや、ほとんど反応がないものは、思い切って止める判断も必要です。

効果の薄い広告費を削るだけでも、経費はかなり軽くなります。

紙/印刷代

紙や印刷代も、積み重なると意外と大きなコストになります。

例えば、紙のカルテや掲示物、各種書類などです。

紙を使うと印刷代だけでなく、保管するためのスペースやキャビネットも必要になります。

こうしたものは、電子化するのがオススメです。

導入時に多少の費用はかかりますが、印刷代や紙代が不要になり、保管場所もいらなくなるので、長期的に見るとコスト削減につながります。

通信費

通信費は、主に美容室のWi-Fiなどが該当します。 毎月決まった金額がかかるため、見直すと削減効果が分かりやすい項目です。

回線やプロバイダを乗り換えることで、料金が安くなるケースも多くあります。

一度切り替えるだけで、その後ずっとコスト削減が続くので、早めに検討してみるといいでしょう。

客単価を上げる方法

客単価を上げるというのは、1人あたりの施術金額を上げて売上を伸ばす方法です。

  • メニューの追加提案をする
  • 店販の数を増やす
  • カウンセリング・アフターケアを丁寧に

経費が大きく増えるわけではないので、売上がそのまま利益につながりやすいのが特徴です。

メニューの追加提案をする

客単価アップの方法として、まず取り組みやすいのがメニューの追加提案です。

例えば、カットのみのお客様にカットとカラーを提案したり、カラーのお客様にトリートメントやパーマを追加で提案したりする方法です。

追加提案が苦手だと感じる方もいるかもしれません。「断られたら気まずい、直接言うのが怖い」と思うこともあると思います。

ただ、お客様の要望を聞いたうえで「こういう施術も合いそうですよ」と軽く伝えるだけでも十分です。

断られても特に失うものはないので、コミュニケーションの中で少しずつ試してみるのがオススメです。

店販の数を増やす

シャンプーやトリートメント、スタイリング剤などを販売することで、客単価アップにつながります。

その場で商品を販売するだけなので、余計な経費がかかりにくいのもポイントです。

店販は、知識がないと説明や提案がしにくいものです。

まずは商品についてしっかり学び、知識を身につけることが大切です。知識がつくと、自信を持ってお客様に説明できるようになります。

施術中や仕上げのタイミングで実際に商品を使ってみて、反応が良ければそのまま提案する、というやり方もオススメです。

カウンセリング・アフターケアを丁寧に

客単価アップには、カウンセリングとアフターケアも重要です。

美容室に来るお客様は、髪の悩みや理想の仕上がりを持っています。

まずは、その悩みや要望をしっかり聞いて、それに応えることが大切です。

満足度が高まると、メニューの追加提案や店販の提案も受け入れてもらいやすくなります。

施術後も「その後いかがですか」とフォローをすることで、新たな悩みや要望が見えてくることもあります。

その流れで、追加メニューや商品を提案できるようになります。

業務効率化&生産性を上げる方法

業務効率化や生産性を上げることは、すぐに売上や利益が増える施策ではありません。

ただし、業務のムダを減らしたり、美容師1人あたりが生み出せる売上を増やしたりすることで、長期的には売上アップや利益アップにつながります。

余計な業務が減ることで、サロンワークに集中できるようになるのも大きなポイントです。

ここでは、業務効率化・生産性を上げるための具体的な方法を3つ紹介します。

  1. ネット・LINE予約に対応する
  2. 電子カルテを導入する
  3. セルフレジを導入する

①ネット・LINE予約に対応する

電話予約は、施術中でも手を止めて対応する必要があり、どうしても効率が悪くなりがちです。

さらに、営業時間外は予約を受け付けられないため、機会損失にもつながります。

ネットやLINE予約に対応すれば、お客様は24時間いつでも予約ができ、スタッフ側も空いた時間にまとめて確認するだけでOKになります。

その分、施術や接客に集中できる時間が増えます。

また美容ポータルサイト経由ではなく、LINEで直接予約してもらえれば、リピーターの予約に手数料がかからず、コスト削減にもつながります。

②電子カルテを導入する

電子カルテは、紙で管理していたカルテをデジタル化し、スマホやタブレットで管理できる仕組みです。

導入することで、紙代や印刷代、保管スペースが不要になり、経費削減につながります。

さらに、過去の施術履歴をすぐに検索できるため、忙しいときでもスムーズにお客様対応ができます。

前回の内容を踏まえた提案や会話がしやすくなり、満足度アップにもつながります。スタッフ間での情報共有や引き継ぎが簡単になるのも、大きなメリットです。

③セルフレジを導入する

業務効率化を進めたい方には、セルフレジの導入がオススメです。

セルフレジは、お客様自身で会計を行う仕組みのため、スタッフがレジ対応をする必要がなくなります。

その結果、金額の打ち間違いや現金管理のミスが減り、レジ締めにかかる時間も短縮されます。

また、レジ対応が不要になることで、レセプション業務の負担を減らしたり、空いた時間を他の業務に回すことも可能です。

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実際に、毎日1時間ほどかかっていたレジ締め作業が、数分で終わるようになった美容室もあります。

またSmooth Self & TicketはIT導入補助金の対象です。最大350万円の補助金を受けられる可能性があるため、導入費用が気になる方でも安心です。

詳しくは下記のページからご覧ください。

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まとめ

今回は、美容室の原価率の目安や利益の考え方、そして利益を増やすための具体的な方法について紹介しました。

美容室の場合、原価率は10%以下がひとつの目安とされ、人件費は40〜50%、利益率は7〜10%程度になるケースが多いといわれています。

利益を増やすためには、経費の見直しだけでなく、客単価アップや業務効率化も重要なポイントです。

ネット予約や電子カルテ、セルフレジなどを活用すれば業務のムダを減らし、生産性を高めることにもつながります。

原価や経費が気になっている美容室の方は、今回紹介したポイントを参考に経営を見直してみてください。

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